旅行日:2026年3月5日/現地情報の確認:2026年9月26日
前日に官庁街を歩き、夜はロンビエンの宿に泊まりました。3日目の朝はそこから路線バスで西へ。イオンモール Hà Đôngを見た後、Grabで軍事歴史博物館とハノイ博物館を巡り、夕方はロッテセンター周辺を歩きます。移動のたびに道路や建物の密度が変わるのが面白い一日でしたが、最後に予約した宿に泊まれず、夜の旧市街で代わりの宿を探すことになりました。
この日の行程と移動
- 朝:ロンビエンでフォーを食べ、路線バスを1回乗り継いでイオンモール Hà Đôngへ(約1時間)
- 昼:Grabでベトナム軍事歴史博物館へ(10分強)。続けてGrabでハノイ博物館へ(約10分)
- 夕方:トゥーレ公園、ロッテセンター周辺を歩き、Grabでホアンキエム湖の南側へ
- 夜:予約先の宿が営業しておらず、近くの別の宿を確保。ホアンキエム湖を歩いてから22時30分ごろ入室
以下の所要時間と金額は、私が2026年3月に移動したときの記録です。バスの系統や現在の料金を示すものではありません。
路線バスで郊外のイオンモールへ
宿をチェックアウトして、近くのフォーの店で朝食をとりました。地元の人でにぎわい、相席になることもある店です。椅子が道路側まで並び、卓上の調味料や、その都度出されるライムにも、ハノイの普段の食事風景を感じました。味はしっかりしていて、朝から満足しました。
そこから西側のイオンモール Hà Đôngへ、路線バスを乗り継ぎます。乗車後に乗務員が切符を売りに来るのは、ここまで乗ったバスでも見た方式。地下鉄2A号線の高架沿いを進み、途中で一度乗り換えました。乗り換え地点ではバイクタクシーの客引きもあり、幹線道路と高架鉄道のそばにいくつものバス系統が集まっていました。前夜はGrabアプリのフードデリバリーで頼んだカエル鍋が、調理前の状態で届く失敗もしていました。そのせいかバス酔いか、少し気分が悪く、近くで飲み物を買って一息つきます。
乗り換え後は、建物が密集した地域から、空き地や団地、マンションが点在する景色へ変わっていきます。旧市街を歩いているだけでは見えなかった、ハノイの外側への広がりです。イオンモールに着くと、手前には寂しいような空き地が広がり、霞んだ向こうに建物群が見えました。

店内はどこがにぎわっていたか
外観は日本で見慣れた大きなイオンモールに近い一方、入口付近にはETCを思わせる車両用ゲートと広いバイク駐輪場があります。店内のトイレも、この旅で利用した施設の中ではかなり清潔だと感じました。私が使ったトイレでは紙を流す方式だったのも、それまでの施設と違うところでした。
訪れたのは平日の午前11時ごろ。スーパーマーケットと通路には人が多く、Highlands Coffeeも盛況でした。一方、私が見た時間帯の家具や衣料、ゲームセンター周辺は比較的静か。本屋では入店前に荷物をロッカーへ入れるよう案内され、雑貨や玩具も目立ちました。同じ施設でも、スーパーと各専門店では過ごし方がかなり違います。ただ、にぎわい方は平日午前の一時点で見た印象です。価格や人気の理由まで、この日の観察だけで決めつけることはできません。
軍事歴史博物館で、戦争をどう展示するかを見る
イオンモールから次の博物館へは、この旅で初めてGrabの配車で車を利用しました。すぐにマッチングし、運転手と車を確認して乗車。地図では一直線に近くても、実際の道路は高速道路や空き地を避ける必要があり、狭い街路も通ります。10分強で着いたので、ここは車の便利さを実感した区間でした。
訪れたのはタンロン大通り沿いにあるベトナム軍事歴史博物館の新しい施設です。広い道路から入口を通り、チケットを買って敷地へ入りました。建物前の広場からしてかなり大きく、時間に余裕を持って来るべき場所だと分かります。

屋外には戦車、航空機、火砲などが並びます。ベトナム側が使った兵器と、戦争で相手側から得た兵器や破損した機体が、対照的に見える配置でした。残骸を目の前にすると、同じ「展示物」という言葉でも、単に型式を見るのとは違う重さがあります。相手側の破損した機体をここに置くことを、米国から来た人ならどう見るだろうか。展示の配置そのものにも関心が向きました。

屋内の最初の展示は、近代以前の戦争から始まります。ジオラマや映像、現物を交え、ベトナム語と英語の説明がありました。フランスによる植民地支配と抵抗、日本軍の仏印侵駐、ベトナム戦争へと進むにつれ、何を被害として示し、何を抵抗として語るのかが強く印象に残りました。写真に残したものの一つが、1954年のディエンビエンフー戦役に関する宣伝ポスターです。兵器だけでなく、当時の人々が絵や言葉で何を訴えたかも展示されていました。

戦争の写真には目を背けたくなるものもあります。私は史学科で学んでいることもあり、展示された出来事だけでなく、国の博物館がその歴史をどう伝えるかにも関心を持ちました。何を詳しく説明し、どんな写真や遺物を見せるかも展示の一部です。屋外から屋内へと進むうちに時間が足りなくなり、見学できたのは主に1階。上階まで見た感想としては書けません。
ハノイ博物館では、街そのものを見直す
次はGrabでハノイ博物館へ。こちらも当時の乗車時間は約10分でした。なお、手元に残る2026年3月5日のGrab取引履歴には、4件の決済額として43,680ドン、55,120ドン、59,280ドン、73,840ドンの記録があります(チップは別)。履歴の一覧画面だけでは各金額と行き先の対応を特定できないため、区間別の確定運賃としては示しません。
ハノイ博物館は敷地にゆとりがあり、建物の外には庭園や池、車両の展示も見えました。大きな荷物は鍵付きロッカーへ預けて入場。館内の中央には吹き抜けの階段があり、階を上がるごとに展示のテーマが変わります。

自然、文化、暮らし、歴史、政治まで、扱う範囲は幅広い。写真や実物だけでなく、地図、模型、画面を使った展示もあり、ハノイを一つの都市として眺められます。軍事歴史博物館の後だったので、同じ日の中で「国の戦争の歴史」と「都市の成り立ち」を違う角度から見られたのが面白いところでした。最上階では現代のベトナムや共産党の歴史にも触れ、街で見てきた風景を展示と行き来しながら考えました。
トゥーレ公園からロッテセンター周辺へ
博物館の後はトゥーレ公園へ。動物園を備えた有料の公園ですが、実際に歩くと、池の周りで写真を撮る人や家族連れ、友人同士が過ごす、街の憩いの場所という印象が強く残りました。動物の飼育環境には気になるところもありましたが、ここでは私が見た範囲の印象にとどめます。

続いてロッテセンター周辺を歩きました。高層ビル、商業施設、幹線道路が集まり、朝のロンビエンや旧市街とは明らかに違う風景です。近くには日本大使館もあります。ハノイを「古い街並みのある観光都市」だけで捉えると、このあたりの姿を見落としてしまうと感じました。

一方で、交差点の交通量は多く、近くに見える場所へも徒歩で素直には渡れません。夕方になるとバイクが通勤や送迎、荷物運びに使われる様子も目に入りました。街の密度と移動のしにくさを両方感じながら、宿を予約していたホアンキエム湖方面へGrabで向かいます。
予約した宿に泊まれず、夜の旧市街で宿探し
ロッテセンター周辺からGrabでホアンキエム湖の南側へ向かい、予約先に着きました。ところが、現地で見た限り宿は営業しておらず、予定していたチェックインができません。Agodaに状況を伝えると、私の場合は返金とお詫びの対応を受けられました。しかし、その晩の宿は自分で探す必要があります。近くで約3,000円の部屋を急いで予約しました。手元の予約履歴には、3月5日付で元の宿と取り直した宿の両方が残っています。
代わりの宿へ向かう道は、バーやランドリー、旅行代理店などが並ぶ旧市街の細い通りでした。幹線道路ほど車が通らず、ゆっくり歩けます。ノンラーをかぶった人に品物を勧められる場面もありましたが、断って先へ。宿の入口は建物と建物の間の小道にありました。
ようやく着いたものの、急な予約で部屋の準備が間に合っていません。すぐには入れないと言われ、近くでベトナム式のチャーハンを食べて待つことにしました。素朴でおいしく、値段も手ごろでした。
部屋を待つ間、ホアンキエム湖を一周
それでも時間があったので、散歩を兼ねて夜のホアンキエム湖を一周しました。私のペースで約1時間。遊歩道には会話やダンスを楽しむ人、観光客がいて、昼間の幹線道路とは違う時間が流れています。

湖畔の照明は控えめで、対岸の建物や湖上の塔の光が水面に映ります。昼間は道路を渡ることばかり考えていたのに、ここでは街の明かりを眺めながら歩けました。一周した後はハノイ大教会にも立ち寄ります。

宿へ戻っても入室までまだ時間があり、混んでいたコンビニに寄ったり、カフェで通りを眺めたりしました。近くの公園では犬が少し怖く、落ち着いて待てる場所を探してあちこち移動します。宿を取り直せたから一件落着、とはいきませんでした。
結局、部屋に入れたのは22時30分ごろ。代わりの宿に着いてからおよそ3時間が過ぎていました。部屋は古いものの広く、ようやく休めると思った矢先、隣の宿泊者が鍵を間違え、施錠していた私の部屋を開けてしまいました。なぜ開いたのかは確認できませんでしたが、私は鍵の管理が不安になりました。
元の宿に泊まれなかったことも、返金などの対応も2026年3月に私が経験した事例です。現在の宿の営業状況や、同じ場合に必ず返金されることを示すものではありません。
これから同じ場所を巡るなら
- 軍事歴史博物館は広いので、屋外と屋内の両方を見たいなら余裕を持った時間配分にする
- イオンモールから軍事歴史博物館、ハノイ博物館への移動では、道路のつながりを地図で確認する
- 宿は到着前に連絡先や最近の案内を確認し、予約画面と問い合わせ先をすぐ開けるようにする。到着時に泊まれない場合は、その場の状況と予約履歴を残して予約サイトに連絡する
公式サイトで確認した情報(2026年9月26日時点)。以下は私の旅行当時の体験とは別に、これから行く人向けに調べた内容です。
- イオンモール Hà Đông:一般エリアは平日10〜22時、週末・祝日9〜22時。1階スーパーは8〜22時。
- ベトナム軍事歴史博物館:月・金曜を除く8〜16時30分。
- ハノイ博物館:火〜日曜9〜17時。
臨時休館や営業時間・料金の変更は、出発前に各施設の公式案内を確かめてください。
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まとめ
ロンビエンからイオンモールへはバスで約1時間、イオンから軍事歴史博物館へはGrabで10分強。地図では近く見える場所でも、道路のつながり方と移動手段で一日の使い方が大きく変わりました。軍事歴史博物館は1階だけで時間切れになり、夜は宿を取り直してもすぐには休めない。旧市街の外側から夜の湖まで、予定外の出来事も含めて歩いた3日目でした。


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